言語学習の大きなポイントは環境

私は仕事柄中国の製造会社を訪問することがしばしば有り、取引先のローカルの通訳と話をする機会も少なく有りません、日本企業と取引の有る会社には大概ある程度日本語が話せる通訳がいるのですが、学校を卒業して通訳の仕事を始めてする人もいれば、熟練者も居ます、そしてその通訳の能力もピンきりです、以前取引先の女性通訳に「あなたはとても日本語が上手ですけど何処で勉強したんですか?」と聞いたことがありました。私の予想では学校を卒業して2年間位日本人相手の業務に携わっていたのではないかと思っていたのですが、日本語学校に1年間通って日本語を勉強した後に今の会社に就職して約1年勤務していると言っていました。私にしてみればその程度でここまで流暢に日本語を話せるようになるものかと驚かされました。彼女の話しでは、その会社は日本人向け窓口が台湾にあるので、「普段工場で直接日本人と会話をする機会はほとんど無く忘れてしまった言葉も沢山有るし、唯一台湾の日本担当窓口のスタッフと在庫確認や納期の確認をする時に日本語を使うようにしている」といった程度の使用頻度だったようです。私は彼女が1年間でどのようにしてこれだけの日本語を身につけたのだろうというという部分に強く興味を持ちました。

彼女が日本語を学んだ1年間の生活はこんな様子だったようです、学校は全寮制で授業は朝から晩までであり更に毎日の生活会話は全て日本語で行うという取り決めが有ったようです。なるほど!そうだろうな!もちろん彼女自身が日本語を身につけたいという強い意志を持って努力したからこそ彼女の日本語の能力をここまで高まったのは紛れも無い事実ですがが、逆に関心しきりの私に対して「言葉を覚えるのは環境がすごく大切だから」「環境がよければ効率よく覚える事が出来るし」「環境が整わなければ効率よく学習を進める事は困難です」淡々と話してくれました、実際の経験談ですからとても真実味があります。

一緒にゼロから学習を始めた友人と日々の学習と生活の中で学習+実践+修正 を継続的に繰り返す事で短期間の言語習得が実現出来るというすばらしい実績をみせてもらいました。

私は彼女の話の中に独学でも効率よく学習をする為の大きなヒントをもらいました、そこから私がたどり着いたのが仮想中国生活による学習です、中国の様々な環境や人や文化や習慣を感じながら、楽しく学習を継続しましょう